●ケララ(京都市/河原町三条)
10年程前に訪ねて以来、たまーに良くお店。
ケララと言う店名から、ケララ料理がメイン化と思いきや、カレーのラインナップを見ては、北インドの料理名が並び、コースメニューもどう見ても北インドです。
で、私的には、ケララ料理に執着しなかったので、あまり気にかけずに、ここの美味しいインド料理を楽しんだのでした。
それでも、ドーサやケララ地方のエビカレーと言ったものは、以前にも食べたことがあります。
結論から言うと、基本的に、南インド料理ができるお店って事です。
細かい事は知りませんけれど、南インド料理人が作る北インド料理には、やっぱり南インドな感覚が含まれているのだそうです。
想像はつくけれど、南インド料理を前面に出しても、地元のお客さんには、なかなか受け入れられにくい現状があるらしいです。
マニヤックな方々が居る一方、一般的には、インド料理と言えば、こってりしたカレーとナン、タンドリーチキンなのでしょうね。
根付いちゃっているものは、なかなか覆らないって言うか、関西人は頑固な面もあるから、東京では増えつつある南インド料理店に較べて、やや後退気味な関西の動向は、ある意味頷ける部分はあります。
せっかくのポテンシャルも、商売として成り立ちにくいなら、勿体無いけれどしょうがないですね。
ちなみに、このお店のメニューノートには書いていないけれど、サンバルは常時用意があるみたいです。
ドーサとか、ワダとかも出しているので、頼めば、それ用にサンバルは付けてもらうとかもアリかもしれません。
まぁ、私的には、ぼちぼちなペースで掘り起こしていこうかな?
本日は、ぐるなびの同店の情報に、「チョーラ王のゴーヤ焼き」ってのが、あまりにも気になったので訪ねたのでした。
お一人様向けではないらしく、オススメされなかったので、お店の方に訊ねてみたら出来ると言う事で、注文しました。
ただまぁ20分かかるらしいので、スターターに、この店特製のトマトスープ(2分の1サイズ)を頂事にしました。
ここのトマトスープは美味しいですよ。って言うか、ショナルパのトマトスープも美味しいけれど、よく似た感じでもあって、甲乙着け難い感じ。
待ち時間が幸いしてと言いますか、お店の方とも色々お話が聞けました。
いよいよ、「チョーラ王のゴーヤー焼き」が登場です。
ゴーヤーの凸凹した外面は削いで、中の種やらワタやらもくり抜いてキレイに掃除したところへ、ジャガイモ、タマネギやナッツのマサラを詰めて、窯焼きにした感じのものです。
チリの辛いやつが上に乗っているけれど、これの正体はよく知りません。
見た目にも美しくて、とってもゴージャスなお料理です。
付け合せてあるサラダは、ドレッシングこそ普通ですけれど、チャナマサラをクリスピーに揚げた感じのものをテンパリングしてあるのかな?ふりかけてあるのかな?
結局、ネーミングの“チョーラ王”と料理の中身との関係性はよくわかりませんでしたけれど、南インドのご馳走野菜料理って事ですかね?
次に、シズというお魚の「ケララスタイルフライドフィッシュ」
ケララ地方のスパイスに魚の切り身を漬けて、オイルで焼いた特別料理です。
マリネの仕方には、インド料理にない手法も取り入れているのですけれど、結果、美味しいのでアリじゃないですかね?
家庭とかでは、イワシでするのだそうです。
インド料理と違うものに例えるなら、南蛮漬けの雰囲気もあるなぁ。味がしっかり入ってスパイシーで美味しいのでした。
メインのカレーを注文する以前において、お腹が一杯になっちゃったので、断念。
でーもー!デザートは別腹なので、「クルフィ」
いやぁキレイに盛り付けてくださいました。
そして美味しかったです。
温かいスイーツは出さないのか?訊いて見たら、どうもオペレーションの問題と保存の問題があって、やっていないそう。
インド人客などで、どうしてもって時には、グラブジャムーンとか温めてくれることもあるみたいですけれど、日本人の習慣的には、まぁどっちでもいいですね。
日本人は、冷たいものでカラダを冷んやりした気分にしたいけれど、インド人的には、甘くて温かいものを食してカラダの中からエネルギーを燃やして発汗して涼しくなろうって発想ですかね。
次回は、ティファン系とサンバルとか、ケララのカレーとか楽しんでみようかと思っています。
地元の方で、行かれる際には、お誘いください。

















