1998年12月24日

●クリスマス・ファンタジア『聖夜(イヴ)の贈り物』

クリスマス・イヴに、コンサートを聴きに行くというのは、カップルの皆さんがする個とだと思います。このコンサートに一人で出かけた私は、随分、場違いだったことでしょう。しかし、そんなことに、無頓着なため、全く気にならずに、今宵の演奏を楽しんだのでした。
そもそも、この公演の何に興味を持っていたかというと、私自身、カラオケの18番としてる「グッバイ・モーニング」や、TVアニメのテーマソングで一世を風靡した「おどるポンポコリン」などでお馴染みというか、“知るひとぞ知る”近藤房之助さんがゲスト参加するという事にでした。
とはいえ、カップル主体の聴衆の中に、一人で潜り込む事になるので、最後まで、というか、前日の夜まで、チケットを購入することを躊躇していたのです。結局、たまたま、呑んでいる時に、楽員の方から、「おいでよ」という一言があり、「では、明日の朝チケットセンターに電話してみて、売り切れていなければ行きます。」という話しになったのでした。
雪は、“しんしんと降る”という表現が正しいかどうかは、よく知りませんが、優しい響きを奏でながら、コンサートは開演しました。レスピーギは、あまり印象に残っていませんが、カレリアは、「楽しく」と云っては語弊がありますが、“静かな躍動”を感じる演奏を聴かせてもらいました。
近藤さんのコーナーでは、バンドの皆さんとのコラボレーションで、とても充実した音楽が楽しめました。特に、ドラムの方(ポンタさんだったかな?)は、本当に素晴らしかったです。「握手しよう」の歌詞を歌いながら、近藤さんが、舞台から客席へ降りて、皆と握手して廻られたのもとても楽しかったです。
終盤は、クリスマスソングのオンパレードということで、聴きなれた曲が、次々に演奏されました。つくづく、もう二度と一人でクリスマスコンサートには来るまいとおもいましたが、そう思うと、今回、来ておいてよかったかな?とも思ってみたりしています。
私にとっての1998年は、8年間勤めた会社を退職し、新しい目標に向かって出発した年でした。この年を振り返ると、何もかもが順調に行った訳ではなく、多難なスタートでもありました。それでも、『壁は、ひとつひとつ崩していこう』という信念を「旗印」にやり通すしか無いようです。辛い事ばかりでは、人間行き詰まりますが、楽しいことばかりでもまた、人間ダメになるような気がします。
来る年も、程々に辛く、程々に楽しい年にしたいものです。

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