●ウイーク イン ジャパン 2000
私が、ウィーン・フィルの演奏を生で聴ける機会は、今後、どのくらいの可能性があるでしょうか?おそらくは、殆ど不可能に近いような気がしています。今回の来日公演は、ブラームス・チクルスという訳で、全てがブラームスの楽曲で組まれたのですが、その内、大阪の2日間は、4つの交響曲全てを演奏するという豪華プログラムでした。本当に、この2日間は貴重な体験ができました。2度までも聴くことが出来たのは、幸運に他ならないと思います。
さて、本日のプログラムですが、第3番は、第1楽章からバランスが難しい曲のようだけど、なかなか超一流の演奏でしたね。第3楽章については、全く予想以上に美しく、メロディのとり方も、テンポがやや速め?の中、非常に清潔で、しかも深みのある演奏でした。
第2番については、昨日の、第4番とは、また違った意味で、力強い演奏でした。オーボエが少し押さえ気味の演奏だったようにも聴こえましたが、それは気のせいとして、とにかく凄い演奏でした。とにかく細かい事は何もありません。終楽章では、迫力のある響きを、浴びるように音楽三昧させてもらいました。
アンコールは、J.シュトラウスⅡ:ワルツ「芸術家の生活」、ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュトネ「大急ぎで」でした。
演奏会終了後、会場の裏にある関係者出入り口(ステージ・ドア)へ回ってみたら、人がいっぱい集まったていました。1時間くらいして、ホールの係員が「小澤征爾氏が、サインされますのでこちらに並んで下さい。」って言うので並んでみました。“ペンも持ってないし大丈夫かな”と思いながら、私の順番が来たけど、ちゃんと、マジックをもっておられて、今日のプログラムにサインしてもらいました。「握手して下さい。」って、言ってみたら、左手を逆手に差し出してくださり、握手することもできました。“何てミーハーな事を”と、思いつつも、2日間の「私のウィーン・フィル」は、これで無事終了しました。
