2001年08月31日

●ガスビル食堂(御堂筋線/淀屋橋)

昭和8年に建設されたガスビルは、淀屋橋から御堂筋を下りスグ。
ここの8Fに、大阪ガスの迎賓館として誕生したガスビル食堂は、大阪で西洋料理の先駆的な老舗店だ。「気取った服装で、ちょっと贅沢な気分を」と、云うには最適だ。
コンソメスープとチキンカレー。食後にコーヒーを注文した。カレーは、価格相応の食材を使用していて、スパイスとスープの調和が絶妙。薬味の中でもセロリの酢漬けは印象的だ。
このお店の気品とか風格を存分に味わうためには、願わくば、スープの深いコクを見極められる舌に生まれて来たかった。
必ず、また来ようと思う。

2001年08月30日

●ぐりるKENT(堺筋線/南森町)

南森町から徒歩、裁判所より1つ北側の通りにある洋食店。客室は、どことなくアンティークな雰囲気で落ち着ける空間。
ベジタブル・カリーはミネストローネスープのような感じを受ける野菜の旨味たっぷりでさらっとした仕上がりだ。チキン・カリーは、尖らないスパイスは、それでいて香り高く仕上げてあり、かなり食べやすく、味のある鶏肉も、なかなか食べ応えが有り美味しい。
薬味3種類の正統な使い方は、ライスにイカの塩辛と、ピーマン漬けを乗せてからカレーをかける。その上から千切りココナッツをかけるという。
お口の中で、色んな味が交錯するこの食べ方は、賛成する。
(縮小?)

2001年08月29日

●小松屋(阪急各線/十三)

十三フレンドリーストリート徒歩直進、高架下潜らず左向スグ。屋号は、フレンチ料理人だった先代(奥さんの亡父)が、戦後、小松原(曽根崎の近傍)でお店を始めた際、その地名から『小松屋』となった。
ここは、和食出身のマスターとの二人三脚でスタートしてから26年の老舗だ。
かき揚げ(和)の野菜カレー、オムレツ(仏)カレーは、両方味わっておきたい。
何故なら、それがこの店固有の歴史を物語っているからだ。サラッとした特製ルゥは、カレー粉を焼く工程でコクをしっかりと出している。
洋の東西を問わず、きっちり出汁をとったお料理は、当然ながら美味しい。

2001年08月28日

●カツヤ(四ツ橋線/なんば)

浪速区元町にある「元祖とんかつカレー」の店は、年に一度する「カレーの仕込み」による休業を明けた。
お店のドアを開けると高いカウンター越しに厨房があり、忙しく調理をしている姿が覗ける。カウンター席志望だったが、奥のテーブル席に通された。
とんかつカレーB(上ロース)を奮発して注文してみた。
辛さを抑えたルゥは、甘味と酸味が程よい。やや濃い味に仕上げているのは、ライトに揚げられた柔らかくジユーシーな「とんかつ」とのバランスの加減か?スパイスに、少々気になる味覚も含まれているが、卓上のガラムマサラで調節したい。

2001年08月27日

●伽奈泥庵(谷町線/谷町九丁目)

谷町筋の谷町8丁目交差点を西へ入りスグ。アジア雑貨を販売する入口から階段を降りると「アジア茶とアジア料理のお店」がある。
ここは、まさに「都会の隠れ家」的空間だ。
おすすめは、ムース系の口当りが楽しい「ほうれん草のチキンカリー」だけど、お店の自慢は、数種類のスパイスと沢山の野菜を使った「野菜カリー」だ。
香りと苦みが野菜の旨味を引き締め、ほんの少し辛口な味わいが絶妙なバランスで、この店の実力がの程が伺える。
店内は、インド香が薫かれ、BGMの洋楽が心地よい。控えめな接客態度は、好感がもてる。

2001年08月26日

●SAVOY(兵庫県/神戸)

神戸の三宮駅西口より南へセンタープラザ東館B1にあるカレー専門店。
メニューは、ビーフカレーだけだが、お店に入ると、普通盛りか大盛りかを聞かれる。どちらにしても価格は同じだから遠慮はいらない。
しかもお安い。
注文すると、温かいカレーが、スグに出てくるのは好感が持てる。ほろ苦くやや辛いルゥは、お肉と野菜がよく煮込まれていてコクがある。また、トマトの酸味が清涼感を与えている。
ターメリックライスの彩りが美しく、視覚的にも食欲を助ける。普通盛りでも結構な量なのだが、難なく胃に収まる。

●七番館(中央線/九条)

九条(大阪)の老舗カレーは、伝統の味を守り続ける「コーヒー&カレーのお店」。TV取材はNGらしい。
カウンターに並ぶサイフォンと、壁棚に「収納兼ディスプレー?」されたカップが、コーヒー専門店の雰囲気をも演出している。
チキンカレーは、下味をつけた地鶏を焼き、ルゥに絡め仕上げる。ライス皿とお揃いの陶器ポットで出される。地鶏をソテーする都合か?塩気がやや強いが、全体としては、マイルドな仕上がり。なお、辛さも云えば注文に応じてくれる。
食後にお茶を入れてくれるのは、なんとも庶民的でホッとする。