2001年12月29日

●21世紀の第九

年末に、第九の演奏会に出かけるというのが、ここ3年続いています。どうやら、私にとっても、これが定番となりつつあります。2年前は、朝比奈隆(2001年12月29日逝去)指揮の大阪フィル、昨年は、NHK交響楽団、そして、今回は、大阪センチュリーという運びとなりました。
センチュリーの演奏には、安心しきっているので、今回は、佐渡さんの指揮ということで、“味のある演奏”を聴かせてくれるには違いがなかったのですが、お祭り的な意味合いもある“第九”という行事にふさわしい“ノリがいい”音楽を期待しました。
いよいよ、静かに演奏がはじまり、第1楽章から、かなり動きのある音楽を聴かせてくれました。序盤の静かな入りから、音を重ねながらアチェルランド(だんだんはやく)とクレッシェンド(だんだん強く)していく部分では、まとまりのある音楽を聴かせてもらいました。個々のアンサンブルがしっかりしているので、疑問に思うようなハーモニーは少なく、ずっと耳を澄まして聴き入る事が出来、とても楽しめました。特に、第3楽章の長く静かなフレーズでは、奏者が“乗ってきたな”という感じが聴いて取れました。フレンチホルンもよく頑張っていたと思います。「何時もより余計にまわしております!」といった感じというと言い過ぎですが、年末も押し迫ったとひとり実感しながら聴き入っていました。
第4楽章では、木管楽器がよく頑張っていました。個人的には、管楽器には、もう少しやわらかい音色を求めるのですが、この演奏では、美しく流れるフレーズに好感が持てました。合唱部分は、とても迫力があったし、しっかり唄っていたと思います。
私は、『年末に第九を聴く』ということが、それほど重要な事だとは思いませんが、ベートーヴェンの傑作に他ならないこの曲が、毎年コンスタントに演奏される事は、クラシック音楽ファンにとっては、とても有り難い話しです。そして、この曲をもって一年を締めくくるというのも悪くないと思います。

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●蛮々(JR大阪環状線/福島)

ザ・シンフォニーホール(大阪)に隣接する珈琲館。
本日は、第九を聴きに来たので、此処のお店に立ち寄ってみた。
メニューに、フォン・ド・ボー・カリー(仔牛の煮汁カレー)とあるので、ちょっぴり期待をしながらも、『チキンカリー』を注文した。
クローブやシナモンなどで臭味を抑えたビーフ系のルゥが、ボイルした鶏もも肉をトッピングした上からサラッとかけられた、真面目な欧風カリーは、慌ただしい店内の雰囲気を一瞬忘れさせる味わいだ。
特に、ビーフカリー派には、おすすめの逸品だ。
食後は、『アイス・モカ・ジャワ』にした。

2001年12月26日

●グリル梵(御堂筋/動物園前)

地下鉄動物園前5番出口、フェスティバルゲートから北へ通天閣の真下を潜り、通天閣本通りを、恵美須町方面へ向かう途中、文具店横の路地を東へ入るとある老舗洋食店。
2代目の主人は、27歳で此処を引継ぎ、現在66歳だという。
『ヒレカツカレー煮込み』を注文した。おかわり可のオニオンスープに、卓上の粒胡椒を挽いて香りを楽しんだ。
煮込んだカレーソースは、ミディアムレアに揚げた柔らかいビーフのヒレカツを、包むように覆いかけられている。
デミグラスな味わいは、カレーというよりも、美味しいお肉料理という感じの方が強い。

2001年12月19日

●銀座浪漫亭(近鉄/あべの橋)

オープンなレイアウトの店内は、カウンター席とテーブル席に別れる。
ランチタイムを知らないからか、カウンター席を利用しているお客は、いまだかつて見たことがない。
『カツカレー』を注文した。唯一感心したのは、とんかつが上手に揚げてある事だ。ありきたりの洋食カレーであることは否めないが、所謂、日本で普段好んで食べられているカレーライスの“ボス”的な味わいだ。
わざわざ、ここを求めて出掛ける理由は、見当たらないが、“ちょこっとカレーでも”という気分の時に、利用してみるのは如何か。

2001年12月16日

●夢屋(東京/浅草)

浅草二丁目の交差点を伝法院通


りに入るとあるカレー専門店。メニューは、スパイシーライスに合わせる“さらさら”の 「カリー」と、ナンに合う様に野菜とスパイスでトロ味を付けた「マサラ」の大きく2つに分類される。『チキンカリー』を注文した。 コリアンダーを中心に、個性あるスパイスが主張し合うカリーは、巧く調和のとれた仕上がりに感心する。カルダモン、シナモン、ベイリーブ (ローリエ?)、クローブを炊き込んで、オーブンかタンドールで、水気を跳ばしたライスは、個人的には、カレーに合わせるには、 最もお気に入りなやり方だ。


2001年12月13日

●NOBUO(近鉄/あべの橋)

あべの近鉄9Fにある欧風創作料理店。
デパートに来て、入った食堂にて、カレーだけ食べるのも味気ない感じがしたので、『サラダ』なと注文した。普通に生野菜が盛り込まれただけでなく、ごぼうのコールスロー風とオニオンスライスがトッピングされドレッシングがかけられているのは、見た目もさることながら、結構なボリュームだ。
次にメインの注文だ。
『カツカレー』は、洋食風のビーフ系のブイヨンが目立つソースは、スパイス感控えめな分、食べやすい。
カツも、胸に支える嫌味はなく、芳ばしい風味のカレーライスが楽しめる。

2001年12月12日

●アラスカ大阪本店(四ツ橋線/肥後橋)

地下鉄肥後橋駅隣接の朝日新聞ビル13Fにある老舗洋食店。
『カレーセット』を注文した。上品な3品が乗ったオードヴルは、高級感ある場所という心構えをするに十分な風格を感じさせる。
幾種類かのチョイスが可能なカレーライスは、鶏肉を選択した。
テーブルに、セットされる薬味は、らっきょう、福神漬け、フレークガーリックの3種類。
カレーが来る前に、プチサラダが出される。
ワゴンで運ばれるライスにも高級感が漂う。
ドミグラス風で深みの有る欧風仕立てのソースには、芳醇でシンプルな辛味があり、鶏肉自身が主張する旨味との均衡を保っている。
玉ねぎ等の野菜の自然な甘味には嫌味がない。
食後には、コーヒーとアイスクリームを頂いて、この贅沢なランチタイムを締め括った。
高級食材の使用や手間隙のかけ様は、価格に相応と思われるのは、好感が持てる。
個人的なカレーの好みで云うならば、それはまた別のお話し。