●デュオ・コンサート
前の仕事をしていたとき、宝塚市に住んでいた関係で、呑みに行く場所で知り合った皆さんの中に、今回演奏された、お二人もいらっしゃいました。
それで、あれから、5年が過ぎようとしていますが、ある日、演奏会の案内状が届き、今回の演奏会の事を知ったというわけです。ご姉妹での、演奏は、以前にも聴いたことがありますし、もうすこし、他にもメンバーが加わる『ニューヨークの仲間たち』というコンサートにも、出かけた事がありましたので、とても楽しみにしていました。
午後3時開演ということで、家から、2時間を見て、やや早めに出かける事にしました。途中、梅田で、三番外のカレー屋に寄り、腹ごしらえをしてから、会場に着いたら、会場前でした。 そういえば、ベガホールに来るのも久しぶりです。レンガの壁、高い天井にシャンデリア、どっしりとした内装には、落ち着いた雰囲気が漂っています。
演奏は、素敵な曲で始まりました。私自身、クラシック音楽を、生で聴くのが、久しぶりだったせいか、あるいは、会場の天井が高いのが、視覚的に注意力を失わせたのか、前半は、音が、やや耳に馴染みませんでした。第2曲が始まり、第2楽章の途中くらいから、ようやく、私の耳が集中してきました。
楽章ごとに拍手がある、アットホームな観衆は、私には、とても好感が持てました。クラシック音楽を聴いていて、何時も思うことは、演奏者が、真剣勝負で、音楽表現しているものに、感動した観客は、リアルタイムに、それを表現出来ない事に、ストレスを感じる事があると云うことです。全部まとめて、“ブラボー!”もよいですが、気取らず、“ワァッ!”と感嘆しても良いような気がします。勿論、他のお客さんに迷惑がかからない範囲でのお話しですが。
さて、後半は、ラヴェルの作品でしたが、この作曲家は、個人的に好きなので、この楽曲についても、お気に入りになりました。特に、第2楽章は、斬新で、迫力がありました。
アンコールは、フォスターの『金髪のジェニー』サン=サーンス『悪魔のダンス』でした。いろいろ、会場では、古い知り合いにも会いましたが、本日は、真っ直ぐ帰りました。
デュオ・コンサート
2002年9月16日午後3時開演
宝塚ベガホール(兵庫県)
ヴァイオリン:中田潔子
ピアノ: 中田真理
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 イ短調 Op.105
1.アレグロ・アパッショナート
2.アレグレット
3.アレグロ・コン・ブリオ
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
1.序奏
2.セレナータ
3.タランテラ
4.ガボットと2つの変奏
5.スケルツィーノ
6.メヌエットとフィナーレ
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
1.アレグレット
2.ブルース
3.ペルペトゥム・モビーレ
