●第380回定期演奏会
こうなったら、大植氏の(ザ・シンフォニーホールでの)定期は、全部行ってやろうと、思っていますが、さて、何時まで続けられる事でしょうか?。
この季節、仕事が、忙しくないので、午後5時過ぎには、開放され、ホールに、向かう事が出来たため、平日のわりに、ゆとりを持って、到着できました。
この定期演奏会。プログラムについては、なるほど、納得なのですが、今回は、故朝比奈隆さんの誕生日が、7月9日ということで、前音楽監督が、得意としていたブルックナーの「ハース版」を、採用したのは、故人に、リスペクトする意味合いが強い選曲と、見えます。
ちなみに、朝比奈さんのブルックナーも、私は、聴いたことが無く、勿論ながら、それと、今回の演奏を、比較してどうこうなど、言えるすべはありません。また、選曲は、ともかくとして、ブルックナーの交響曲の中で、最高傑作とも評されるような、第8番を、ライブ演奏はおろか、CDでら、聴いた記憶がが無い私が、ここに居るのが、恥ずかしい感じがします。
そんな私でも、お金さえ払えば、チケットを売ってくれた、大阪フィルハーモニー交響楽団に、感謝します。
楽曲は、ストリングスの和音の構成が、素晴らしく終始します。また、ワーグナーホルンを、起用する場面では、底鳴りがするというか、保守的なというか、フレンチホルンの、開放的な響きと、好対照な、閉鎖的な響きが、楽しめました。たぶん、あの楽器を、吹きこなすのは、ちょっと、難しいのではないか?とも、感じる演奏でした。第3楽章は、これでもか、これでもか、と、和音の波が押し寄せるし、終楽章も、迫力がありました。
力強さを感じる今日の演奏会でした。“柔らかさ“や、“しなやかさ”が、加われば、もっと素晴らしかったかも知れませんが、それはまた、次回以降に期待したいと思います。演奏後、聴衆からの惜しみない拍手が鳴り止まない会場に、共感しながら、オーケストラのブラントと、大植氏とのコンビが、集客力を、高めるのは、毎回、「いい演奏」を、続けて来られたからに、他ならないと感じました。
第380回定期演奏会
期日:2004年7月8日午後7時開演
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪市)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮者:大植英次
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
1.Allegro moderato
2.Scherzo:Allegro moderato Trio:Langsam
3.Adagio(Feierlich Langsam doch nicht schleppend)
4.Finale:Feierlich nicht schnell
