●スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート
1月25日に、大阪フィルハーモニー交響楽団公式サイト上で、スマトラ沖大地震のチャリティコンサート開催という、告知が出たのを、知ったので、発売日に、電話で、予約しました。発売直前の定期演奏会で、先行販売されていた事もあってか、思うような、席は、とりませんでしたが、何分、チャリティということで、参加する事に、意義があると、考えて、今日の演奏会に、足を運ぶ事にしました。
前半のプログラムは、ワーグナーの悲しい音楽で、幕を開けた、本日の演奏会は、災害の犠牲になられ、命を、失われた、方々への、哀悼の意を表するものだったと、思います。
ヴァイオリンのヒラリー・ハーンさんは、素晴らしい演奏と、明るいお人柄が、見られて、とても収穫でした。何年か前に、来日されたとき、確か、N響と、共演されたように、記憶していて、高い評価を、得ていた方だったという、印象だけ持っていて、彼女が、演奏するCDは、1枚だけ、持って入るものの、1~2回、聴いただけでした。今回、生で聴いたコンチェルトは、とても、上手でした。
聴衆の鳴り止まない拍手に、応えて、バッハの無伴奏ソナタ第3番ハ長調より第3楽章「ラルゴ」を、演奏されました。そして、舞台下手に、用意されたピアノで、大植さんが、伴奏しながらあと2曲、ストラビンスキーのロシアの歌(彼女曰く、酔っ払いのおばさんの曲とか何とか、大植さんが、解説)、バッハのヴァイオリンソナタ第2番BVW1031第2楽章「シチリアーノ」を、演奏されました。もう満腹です。
後半のプログラムは、チャイコフスキーの悲愴。これも、追悼という意味を込めた、選曲かと思います。特に、第3楽章は、迫力ありました。演奏自体も、定期演奏会とかの気迫と、同じくらいの真面目な、演奏で、とても、満足しました。もしかしたら、このコンサートのスケジュール調整が、上手くつかなかった、演奏者メンバーの方も、いらっしゃったのかもしれませんが、極端には、浮いたサウンドのパートは、辛うじて無かったと思います。
この演奏会の締めくくりは、アンコールに応えて、エルガーのエニグマ変奏曲ニムロッドを、心を込めて、演奏されました。
この演奏会の趣旨については、大賛成でした。自分は、チケットを、買ったけど、例えば、誰かに、そのチケットを、差し上げて、その人が、この演奏会を、知ってくれるなら、その「思いの輪」が、もっと、広がったのかもしれません。そうは、しなかったから、この演奏会に、立ち会えたのですが、おかげさまで、感動を、得る事ができました。
スマトラ島沖大地震チャリティーコンサート
期日:2005年2月24日午後7時開演
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪市)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮者:大植英次
ソリスト:ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとテゾルデ」前奏曲と愛の死
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」
