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2005年06月10日

●第389回定期演奏会

定期公演は、大植氏以外の指揮者が、登場する回もあり、今回は、現田茂夫さんの出番でした。以前、何気なくFMラジオを、聴いていたときに、同氏のトークの時間があって、けっこう、話し方も上手で、ためになるお話だった記憶が有り、何かの機会に、指揮する現場に、遭遇したいと、思っていましたが、それが、叶いました。
前半のプログラムは、難しくて、耳になじまない展開でしたが、静かな、音楽の部分も、アクセントがある音楽の部分も、緊張感が保たれていて、退屈することなく、聴けました。
ソリストの演奏は、素晴らしく、これまた、聴きなれない、楽曲で、静聴するのが、大変でしたが、とても、良かったと思います。問題は、聴衆の中から聞こえてくる“イビキ”の音でしょうか?
ゲリンガスさんは、アンコールに応えて、ヴァスクス作曲「チェロのための本」より、を、演奏されました。これは、素晴らしかったです。
アンコールの楽曲中、とても神秘的な音色を出す奏法が、どんな風に、なされているのかは、詳しくないのですが、どうも、左手が、軽るーく弦に触る(押さえるのではなく)感じで、音程をとりながら、遠鳴りするようなハーモニックな音を、出していましたし、後半には、ご本人の肉声も、交えて、とても、不思議な、音の空間を、楽しませてくれました。
前半のプログラムが、大変だった、反動ではないけれど、後半の「シェエラザード」は、楽しく、聴かせてもらいました。特に、クラリネットが、活躍する場面は、楽しませてもらいました。
途中、コンサートマスターのヴァイオリンの弦が、切れたみたいで、それでも、2列目の方が、演奏中に、ステージ上で、弦を、張りなおしておられる場面は、興味深かったです。

第389回定期演奏会

期日:2005年6月10日午後7時開演
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪市)

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮者:現田茂夫
ソリスト:ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)

リャードフ:交響詩「キキモラ」Op.63
プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調Op.125
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35