●第402回定期演奏会
大植英次氏が、タクトをとる大阪フィルハーモニー交響楽団(以下、大阪フィルという)の定期演奏会にでかけました。
私は、大阪フィルの年間定期会員なので、定期演奏会のシーズンチケットについては、入手済みではあるものの、スケジュール的に、毎回は聴きにいけていません。
しかし、今回は、本日が、健康診断やらなにやらの都合で、若干の余裕をもたせていた日でしたので、出かけることにしました。
今回のプログラムは、ブラームスのコンチェルトと、チャイコフスキーのシンフォニーでしたので、比較的、容易なイメージを抱いて、演奏会場へと足を運んだのでした。
久しぶりというのは、大阪ザ・シンフォニーホールに来たのも、久しぶりなわけですけれど、相変わらず、
どっしりした、貫禄というか、空気が静かで、ここへ来ると、ホッとする気がします。
いよいよ演奏会が始まって、先ずは、前半のプログラムでは、ソリストは、チェロとヴァイオリンで、大阪フィルのメンバーの2人が担当していました。
楽曲は、とっかかりこそ、ブラームスのそれらしい始まり方をしていましたが、途中からよく分かりませんでした。
とりあえず、心地よい響きと、2人のソロの音域のコントラストを、何となく楽しんだというひとときになりました。
後半のプログラムは、お馴染みの交響曲第5番(チャイコフスキー)でした。
第1楽章の手堅いテンポは、体感的に、やや遅いのかな?とは、思いましたが、反面終楽章につれて、
快調なテンポへと、移り変わっていく様が、楽曲全体として、躍動感を感じました。
冒頭、クラリネットの響きは素晴らしく、何時もながら安定感ある演奏家なので、たいへん聴き応えがありました。
ちなみに、何時もは、あまり思わないのですが、本日は、フレンチホルンが、頑張っていたという印象を受けました。
このオーケストラの演奏を聴いていて、たいてい感じることは、サウンドに“厚み”というよりも、むしろ、“粘り”があるという事です。
こういう集中力の中に、惹きこまれながら、聴き慣れた楽曲を、リラックスした精神状態で聴くというのもまた、色々と発見があって、良いものです。
本日は、聴衆のマナーも、そこそこ良かったので、久しぶりのクラシック音楽ライブ鑑賞を、充分に楽しむことができました。

第402回定期演奏会期日:平成18年10月11日(水)
開演:午後7時管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:大植英次
ブラームス:ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 イ短調 作品102
長原 幸太(ヴァイオリン独奏)、秋津 智承(チェロ独奏)
~休憩~
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
