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2006年11月12日

●ケイリン福祉コンサート

読売日本交響楽団(以下、読響という)の演奏会が、大阪の岸和田で行なわれると聞いていて、随分前から、チケットを手配し、楽しみにしていたのでしたが、本日が、その開催日でしたので、お出かけしました。
今回のコンサートプログラムは、『モーツァルト生誕250周年』(周って入れなくても良いような気もしますが?)を、大きなテーマとして、組まれていました。
そうとは言うものの、コンチェルトは、チャイコフスキーの楽曲が選曲されていて、イマイチ意味が分りませんでしたが。
本日の公演は、読響にとっては、平成18年度の地方巡回公演の一環として、11月9日より、焼津市文化センター、羽島市文化センター スカイホール(岐阜県羽島市)、舞鶴市総合文化会館(京都府)と、開催されてきた4日間の最終日に当たるのだそうです。
また、「ケイリン福祉コンサート」としては、平成18年度全国4ヶ所で開催されるものの1つにあたり、この公演は、日本自転車振興会の競輪公益資金の支援を受けて、開催されたのだそうです。
この支援により、本日の公演に際しては、障害のある方を無料でご招待され、ご高齢の方には、半額でお席が用意されたようです。
このコンサートは、普段、クラシック音楽に、触れる事が少ない皆さんのためにあるようなもので、会場の雰囲気も、和やかな感じがしました。
浪切ホールでの、この様な企画は、大賛成ですし、色々な方々が、生のクラシック音楽に、気軽に触れられる環境ってのは、コンサートホールの、有るべき一面なのじゃないかなぁって、私は思います。
演奏会は、時間が来て、先ずは、オーケストラの楽員の皆さんが、ステージに乗り、遅れて、コンサートマスターが出てきたところで、チューニングです。
チューニングが終わり、いよいよ、指揮者が登場し、普通に、始まりました。
やっぱり、読響の響きは、良いですね。
モーツァルトは、250年前に、この世に生まれて、わりと短い生涯のうちに、沢山の傑作を、世に送り出した天才ですが、その楽曲に触れるというのは、とても心地よい精神状態になるっていうものです。
また、ジュピターといえば、第4楽章の第1主題(ド-レ-ファ-ミ)の音符の並びです。
これを聴く時、いつも、ブラームスという作曲家が、ベートーヴェン、モーツァルトを、大変尊敬していたという、ある「説」を、思い出してしまいます。
私のWebsiteの中でも、現在UP中の記事に残しているかどうかは、記憶にないのですが、何回か、書いた事が有りますが、ここでおさらい。
ブラームスの交響曲は、生涯で、4つの作品が残されています。
第1番 ハ短調(ドの短音階)
第2番 ニ長調(レの長音階)
第3番 ヘ長調(ファの長音階)
第4番 ホ短調(ミの短音階)
つまり、交響曲の第1作目から「ド-レ-ファ-ミ」を、意識して、作ったのならば、これは、モーツァルトに対する尊敬の意を現したのではないか?ってことです。
また、第1作目が、ハ短調っていうのは、「ベートーヴェンに対する敬意の現れ?(理由は何れ)」なんて事も考えたりもしますけど。
結局、私は、そのどちらの事柄についても、興味は無いのですが、話の種に、何時も使うもので、ココにも、書いてみた次第です。
本日の演奏会は、聴衆は、皆さん真面目に、音楽を聴き、感動に応じて、拍手をし、最後は、大きな古時計を歌い、とっても楽しいひとときを、過ごす事ができたと思います。
ソリストも、難しいチャイコフスキーのコンチェルトに、奮闘していたし、オーケストラの響きも、大変優しく、 それでいて、厚みのある響きを、聴かせてくれたので満足です。
純粋に、クラシック音楽の名演というのではないけれど、福祉コンサートとしては、名演だったのじゃないかなぁって思います。


ケイリン福祉コンサート
期日:平成18年11月12日(日)
開演:午後6時
管弦楽:読売日本交響楽団
指揮:沼尻竜典
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
江口有香(ヴァイオリン独奏)
~休憩~
沼尻竜典と江口有香によるトークのお時間
モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
~アンコール~
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第3楽章
ワーク:大きな古時計(聴衆が一緒に合唱)