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2007年05月20日

●IOR?I(堺筋線/北浜)

最近は、町家を生かした空間作り的なコンセプトの商店は、飲食店に拘らず、よく見かけますけど、ここは、築百年の蔵を改装したものだそうです。
お店は、“アーチ”というか?“ゲート”というか?を潜り、ちょっとした石畳の路地仕立てになっている通路を奥に進んだらあるガラスのドアを開けて入ります。
店内は、五月蝿くない音量が心地よいBGMと共に、気のせいか?微かにというか仄かに、スパイシーな香りが、優しく漂っている気がしました。
癒しは、インテリアの木材の感触然り、白熱電灯の和かい光然り、ガラス窓が風でカタカタ揺れる音然りで、ここは、ひと呼吸毎に、時の流れがスローになっていく様な感覚さえ覚えます。
非日常的な好奇心と、隠れ家的な寛ぎの気分が共存できる空間てな感じです。
ランチは、プレートランチ、日替わりパスタ、カレーランチから選ぶ事ができて、各プラス百円でドリンクが付きます。
勿論乍ら、私はカレーランチを選ぶのでしょう。
2人掛け用のテーブル席に着くと、ハーブの香り付きお冷を運んで来てくれたお店の人に、早速、カレーランチの注文を告げる事にしました。
本日は、チキンとごぼうのカレーなのだそうで、ドリンクは、ホットチャイを頼むことにしました。
途中で、店内に掲示してあった小さいボードが視界に入ったので、気が付いたのですが、デザートは追加オプション(プラス百円)になっていまして、本日は、ブルーベリーシフォンと書いてありました。
なので、お店の人に言って、デザートのそれも追加で頼みました。
普段、カレーのお店で、注文してからカレーが出てくるまでの待ち感覚っていうのが身に付いているので、その意外なまでの速さに、ちょっぴり驚きましたけれど、別に、何ら支障があった訳ではありません。
それにしても、最も感心したのは、“予想外だった”と言っては、お店に失礼があれば謝りますけれど、あまり期待を抱いて、ここに来た訳では無かっただけに、随分真面目に作った様に感じられるカレーが、とても美味しかったという点です。
そのカレーですが、尖らない爽快なスパイス感で、トマトもオニオンもクドくなくて、口に運ぶ度に、舌先で、喉越しで、カラダに優しい吸収を予感させてくれます。
キチンには甘味を、ごぼうにはほろ苦さを、具材の味付けにもコントラストが楽しめる様に、気を遣ってあるのじゃないかなぁとかも感じました。
また、ごはんには黒米を使っているみたいで、一緒に付いて来たサラダとお味噌汁も、美味しく頂きました。
食後に、適量のカップで出て来たホットチャイは、美味しく頂きました。
今回は、シフォンケーキと一緒に頂いたのでしたが、お代わりできるものなら、チャイだけ、もう一杯くらい頂きたかったところです。
ランチでもカフェでもダイニングでもバーでも場合に応じて利用できるみたいなので、機会があれば、別の利用の仕方も楽しんでみたいと思いました。