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2007年08月13日

●ガスビル食堂(御堂筋線/淀屋橋)

本日は、今年の夏の課題にしておりました、“老舗洋食店でカレーを食べる。”第1弾です。
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅出口13号を地上に出たら、そのまんま御堂筋に沿って南へ“平野町3”の交差点北西角地に、歴史的建造物“ガスビル(国登録有形文化財)”があります。
その8階に、『ガスビル食堂』は、長年に亘り営業されています。
只今、『カレーフェアー−2007』を、開催中との事で、行ってみました。
詳しくは、、こちらのホームページを、ご参照下さい。
カレーフェアーの内容は、メインのカレーが、7種類のカレーソースの中から2種類選べて、スープ、ライスまたはナン、サラダ、シャーベット、コーヒー付きのセットです。
ここで頂くお食事は、普段のランチにしては、そこそこ高級なので、庶民な私には、多少手が届き辛いと言うのは否めません。
まぁしかし、お盆ウィークだし、本日は、若干の休日出勤手当ても出ると思うし、スペシャルデーと勝手に位置付けて、ちょっぴり贅沢をさせてもらうことに決めました。
ガスビルの南側(北側からも入れると思いますが)入り口を入り、エレベーターにて、8階へ移動です。
対面に2機ずつ合計4機あるエレベーターの内、南東側の“ガスビル食堂直行”の1機を利用し、8階で降りると、左手(南側)にクロークがあり、その反対側を右手奥に進むと、ガスビル食堂があります。
入り口に待ち受けている係りの人による誘導で、窓際のお席に案内されると、着席するや否や、考える迄も無くカレーに決まっているので、早速、カレーを注文することにしました。
時々、ある意味“病気”か?と思うこともある。
カレーは、“スライスビーフのカレー”と、“ラム肉のカレー”を、ライスまたはナンは、“ライス”を選択しました。
また、注文の際に、「お食事中のお飲み物は、お水だけで宜しいですか?」みたいな意味の事を(日本語で)訊いてくるものですから、この暑さに負けて、ついつい“生ビール!”などと、ご注文あそばしました。
一通りのオーダーを告げて、ホッと一息、少し冷静になった処、本日、半ズボンにTシャツという、身軽にも程が有る出で立ちの自分を省みて、この空間にとって“とんでもなく場違い”な存在である事に気付き、大変焦りました。
せめて、襟付きのシャツにジャケット着用くらいでないと、何だか、居心地が悪いというか、浮いてしまっている感じがしたのでした。
こういうお店は、変な“輩”が来ないと言うのが、“値打ち”の一つなのだとするならば、今更ながら、随分ご迷惑をかけてしまった様な気がしないでもありません。
ただ、しかし、こんな極めてラフな風貌の者でも、入り口で、断ると言う事もなく、受け入れてくれた食堂側の懐の深さには、感謝するばかりです。
とりあえず、来ちゃったものは“しょうがない”と、開き直るより他に方法は見当たらないので、本当は、気にしたいけれど、ここは、気にしないことにしました。
なんやかんや思い巡らしているうちにも、温かいスープが出てきました。
序盤、スープを口に運びつつも、飲んだ気がしなかったけれど、徐々に、その場の空気にも馴染んで来たと言うのか、慣れて来たみたいで、ポタージュスープの、“まったり”とした甘みと舌触りを、楽しみながら、美味しく頂く事ができました。
続いて、生ビールが、注文したタイミングで運ばれてきて、いよいよメインのカレーのお時間です。
先ずは、テーブルの真ん中手前に、円形平皿に盛り付けられたライスが置かれました。
次に、2種類のカレーが入っている陶器のカップ2個、サラダが盛り付けられたお皿、付け合せの福神漬けとらっきょうが添えられた小皿が、長方形の白色(陶器製?)のトレイ上にレイアウトされて運ばれてきて、左手奥に配膳しスタンバイOKです。
カレーが、どうやって出されるかよりも、お味がどうかに、気をとらわれがちですが、実は、個人的には、こういう配膳というか、レイアウトっていうか、出され方によって、味わう前から、その雰囲気を楽しんじゃっています。
伝統のカレーソース(“牛スジでとったスープに鶏ガラを加えてダシを完成させるWブイヨンを味の要<関西ウォーカー2001No.18-角川書店-の特集記事参照>”にしたカレーソースを指して言っているのか?)を使っているというスライスビーフのカレーは、出汁から来るコクは然る事ながら、嗅覚に囁く様に広がるスパイス感があり、辛味も上品な洋食のカレーに仕上がっていて、流石と思わせるものがあります。
個人的な好みで言うならば、濃厚なソース感よりも、スッキリしたスープ感を、カレーに求める処があるのですが、それにしても、この貫禄ある奥深い味わいに敬服です。
ラム肉のカレーは、ココナッツ風味が、想像していたよりも爽快で、お肉自体にあるはずの臭味を、嫌味に思わせない味付けの仕組みが、絶妙で、とっても食べ応えがありました。
質量共に、満足いく内容でした。
デザートのシャーベットは、柑橘系の風味が爽やかで、小粋に感じました。
日頃は、配達してもらう日替わり弁当を食べるというのが、平日の昼食の殆どの場合ですから、ゆったりとしたランチタイムを、過ごすことなんて事は有りません。
食後のホットコーヒーを飲みながら、この普段とは異なる景色を感じながら過ごしたお食事の存在感というか、余韻を、ゆったりと楽しみました。
そして、「働くエネルギー源として“食”があるのではなく、美味しい“食”にありつくために、働くのでありたい。」と、つくづく思ったのでした。
関係無いとは思いますけれど、“食”も“職”も、どっちも“しょく”って、読むんだなぁって、ふと思いました。





7種類のカレーは次のラインナップになっているのだそうです。
(★=辛さの目安)

★★★ スライスビーフのカレー
★★★ フィレポークのカツカレー
★★★ 夏野菜のカレー
★★★ シーフードのカレー
------上記4種類のカレーは、ガスビル伝統のカレーソースで

★ ラム肉のカレー ココナッツ風味
------オーストラリア産仔羊肉をたっぷりのココナッツミルクで煮込みました
★★ ほうれん草とチーズのカレー
------たっぷりのほうれん草にチーズのアクセント!インド風のカレーです
★★★★ 茄子と牛挽肉のキーマカレー
------おなじみのキーマカレーに好相性の香ばしく揚げた茄子を添えて

コメント

まさやんさん、お久しぶりです。
ブログ再開されてからコメントを書くタイミングを逃し・・・、ってしているうちにガスビル行ったんですね~!!!
私も狙ってたんですが、17日までですよね?
多分それまでに行けそうにないんです。
他のブログでも紹介されてて、是非行ってみたいと思ってたので、まさやんさんが行かれた事を読んだときには
「あぁ、やっぱり・・・」って思いました。
で、やっぱり美味しかったんですね。
辛いもの好きの私は定番のビーフとキーマと心には決めているのですが。。。あー、お盆が終わる。
調べたらここは毎年カレーフェアをしているみたいですね。
ほうれん草のカレーも捨てがたいし、後15・16・17日か。
思い立って行ってしまうかもしれません!
ただ淀屋橋まで往復3000円くらいかかるんです。
それに2500円ほどのランチ。それもカレー。
カレー好きの私には高いイタリアンよりずっと魅力的なんで、この際値段は問題じゃないんですけどねっ!
って今さっきカレー食べたばっかり。
今晩のご飯用に朝から作って、昼前に出来たので思わずお昼に食べちゃいました。
もちろん晩も食べますよー。

Leeさん、こんにちは、お久しぶりです。

費用対効果を気にしないで贅沢ランチを頂くと言うのも、たまになら、良い気分転換になりますね。

カレー自体に、特段の感動を覚えたと言う訳でも無かったのですが、あの空間で頂くからこそ、満足できる部分が多々あった様な気がしました。

カレーフェアーは期間限定の企画ですが、これにかかわらず、ちょっぴり畏まったお食事を楽しみたい際には、『ガスビル食堂』を、利用なさるのも、ひとつの良い選択肢かも知れませんね。

こんばんは!
確かに、美味しいカレーなら大阪にたくさんありますが、
ガスビルはあの独特の雰囲気でかなり点数上げてそうです。
また、「これだけ出したのだから美味しくて当たり前~!」とどこかで思ってしまうのかも。

普段はビーフカレーだけだと思うのですが
今回のカレーフェアに行けなければ、普段のビーフを食べに行って見ます。
それにはもう少し涼しくなってからにしようかな。
こう暑すぎるとコッテリカレーが辛くなります。。。

Leeさん、こんばんは。

私自身、ガスビル食堂にて、カレーを口にしたのは、おおかた6年振りでした。

前回の日記によると、何かの間違いでなければ、チキンのカレーを食べたみたいです。
何れにしても、ここでは、ビーフカレーを頂きたいところですね。

ちなみに、値段の事を細かく言いますと、表示価格は、消費税込みですが、10%のサービス料が、別途かかりました。