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2008年02月23日

●自家製「ムング・ダルの煮込み」

南インド風のお料理に必要そうな材料を取り揃えたので、ぼちぼち作っていきたいと考えています。
本日のメインは、「ムング・ダルの煮込み」です。
ほかに、「カボチャのポリヤル(ケララ風に言えばトーランなのだとか?)」と「キュウリとトマトのライタ」も作ってみました。
美味しく作るコツは、美味しく作るレシピに従う事です。
つまり、要求されている材料を忠実に取り揃えて、分量、火加減、手順などを、しっかり守って作る事ですかね。

なお、以降は、ラッサム、サンバル、クートゥ、グリーンチャトニ、ココナッツチャトニ、アチャール、レモン・ライス、などなど、作って行く予定です。
最初は、レシピに忠実にが基本でしょうけれども、この応用として、当地で出来るベターな食材(地場産の野菜、地場揚げ魚介類)等も取り入れて、何度か改良を加えていけば、ここでしか味わえない自家製「ミールス」になっていくと考えています。

ちなみに、私の地場産と言う発想を助けているのは、北海道富良野の「ふらのオムカレー」の定義にあります。
オムカレー自体について、好みの違いはあるものの、地場産食材にこだわる“まちおこし”の運動は、ハートに響くものがあります。
逆に、オペラの世界では、ヨーロッパの歌劇場の舞台、人員、管弦楽をそのまんま持ってくる、いわゆる“引越し公演”が、賞賛される場合があったりするけれど、私には、興味がわきません。
インド料理も本場のものが食べたければ、本場に行って食べれば良いし、オペラも本場の歌劇場の雰囲気の中で鑑賞すれば良い訳で、ここは、日本なのだから、日本のものを食べれば良いし、極端な話し、日本語にリメイクした公演が賞賛されたって良いのだと、私は思います。
近隣諸国では、日本の漫画やドラマが、本国流にリメイクして成功し、米国でも、ハリウッドやアニメ業界において、日本の映画や漫画を本国流にリメイクした作品が絶賛されたりしていると思います。
“パクリ(真似し)じゃないか?”とか、賛否両論はあるのかもしけませんけれど、私は、そのやり方の“発想自体”は、賛成です。
ようするに、日本向けに、巧く“焼き直し”ができないから、そんなんだったら“本場のものをそのまんま”こっちへ持ってこよう(勿論、ほかの事情もあるのでしょうけれど)となるのは、安直過ぎはしないかと思う訳です。
但し、著作物については、そんなに簡単に行かないかもしれませんけれど。
もっと言えば、“本場のものをそのまんま”持って来るというのは、水や空気までもと言う意味ですが、そこまでは、なかなか出来ないと思います。
同じ加熱するお料理でも熱源が違うだけで、あるいは、同じお米を同じ熱源で炊くのでも釜の素材が違うだけで、違う仕上がりになったりするのは周知の事実だと思います。
もしも、そこまで言うなら、“本場のものをそのまんま”持って来るというのは、無理または至極困難と言えるかもしれません。
以前、京都の料亭の味を、インドで表現するTV番組をやってたのを見て、それは確か、日本から水も持ち出していたと思います。
そして、その料理人が日本に持ち帰ったものは、ミックススパイスのノウハウであって、インド料理のレシピそのものではなかったのでした。
その後、そこの和食の料亭では、当たり前ながら、インド料理を出すのではなく、料理人が考案したインドのテイストを取り入れたメニューを提供していたと記憶します。

長く書きましたけれど、結局、私が求めている処は、“いかにインド料理を再現するか”では無く、“いかにやり方を取り入れるか”にあると言いたいのでした。




続いて、翌日作った自家製「ラッサム」の試作。
タマリンドを使う分量がやや多くて、酸味を出し過ぎた感はするけれど、ブラックペッパーとクミンを空煎りして、磨り潰したラッサムパウダーは、しっかりと利いていて、自家製ならではの贅沢仕様。