●ダバインディア(東京/八重洲)
本日のお昼に訪ねた姉妹店の『カイバル』では、本当は、ビリヤニを目的にしていたところ、夜のメニューになるらしく、本日は、食べることが出来ませんでした。
私的には、昼に行って夜までも同じ店に伺うのは芸が無い様な気がしたため、ちょっとだけ変化をつけて、って言いますか、雨なので、移動を少なく抑えたかった事情もあって、こちらの南インド料理店にしました。
とりあえず、ビリヤニは諦めて、南インドの定食メニューであるミールスを頂くつもりで、ベジかノンベジかどちらにしょうか決まらないまんま出かけたのでした。
ところが、今夜は、本日のスペシャルメニューとして、「ハイデラバード・マトン・ビリヤニ」の用意があるって“ゆーよねーっ!”って。
レギュラーメニューにもマトンビリヤニがラインナップされているみたいでしたけれど、本日のスペシャルは、それとは内容が違うって言うことなのかなぁ?とは思ったものの期待した訳ではありませんでした。
ただまぁ、経験上、インド料理店(日本国内しか知りませんけど)で、ビリヤニの美味しいやつが食べられる確率は極めて低く、一方、このお店では、ミールスやドーサは食べた事があったから、そっち系を頼んだ方が無難と言えばそうなのでしたけれど、お昼に、ここの姉妹店で食べ損ねた経緯もあって、結局、このビリヤニを頼んで見る事に決めました。
ちなみに、ビリヤニが名物料理になっているハイデラバードは、アーンドラ・プラデーシュ州の州都で、インドを南北に区切ると南インドに位置します。
そして、ハイデラバードは、イスラム教徒の割合が多く、豚は食べないけれどお肉は食べるみたいで、菜食料理等を好むヒンドゥー教徒が圧倒的な他の南インドの地域とは、文化が異なります。
と言う訳で、ハイデラバードのビリヤニは、イスラム食文化の賜物と言えるかと思います。
注文してから、そんなに待つ迄も無くやって来たものは、バナナの葉を敷いたお皿に山盛りのマトンビリヤニです。
レモン一欠片、輪切りのオニオン、そしてカトリに、ライタとグレイビーが添えられています。
ライタは、キュウリやトマトなんかが入った一般的なやつです。
グレイビーは、チキンのそれと見受けられまして、刻んだショウガ入りのサラサラなマサラソースです。
骨付きのマトンがゴロンゴロン見えているビリヤニ自体は、バスマティライスそのもののほか、スパイスやハープが協調して良い香りがしているし、ご飯がホクホクしている感じだけでなく輝いています。
美味しさと言えば見たまんまですけれど、何時までも飽きが来ないんじゃないかと感じるくらいに“ハンパねぇー!”感嘆が絶えません。
予想外の展開に、夢中で食べ進みましたけれど、けっこうなボリュームなのに、気が付いたら完食しちゃっていました。
食後は、スージハルワとマドラスコーヒーを頼みました。
マドラスとは、インド南部のタミル・ナードゥ州の州都であるチェンナイの旧地名です。
スージハルワは、セモリナ粉を使った甘いお菓子の事です。
羊羹を切った感じの立方体に2切れをカットしてあって、本体の黄色と添えてあるペパーミントの緑色が食欲をそそります。
出来立ての温かいうちに食べても美味しくいただけますけれど、今回のは、温度を下げてからのものです。
食べますと、甘味が控えめで、口当たりは、僅かに弾力性があり、ソフトに仕上げてありました。
自分で作った際は、冷めると硬い感じなのですが?
マドラスコーヒーは、ミルクで煮出したコーヒーで、ホールスタッフが、テーブル傍で、コーヒーに空気を含ませる例のパフォーマンスの上出してくれます。
こちらも甘さ控えめです。
チャイでも構いませんけれど、私的には、南インド料理店では、お食事の締めは、できれば、このテイストのコーヒーが頂けると、より雰囲気が増すのじゃないでしょうか?
今夜ほど、「ご馳走様」と言う言葉が自然に発音した日は、最近の記憶にありません。



ダバインディアに関する拙ブログ既出記事は下記より
(平成19年7月7日)
