この度、小さな小さな試みながら、ついに、自家製「ミールス」を、ひと様にお出しし、食べていただくと言う企画が、実現の運びとなりました。
本日は、カレーリーフB「越後屋」1世を命名して頂いた調理師希望さんへのお礼に、ミールスをご馳走する会です。
ほかにも、命名して頂いた方が、いらっしゃいますけれど、その分は、また今度、何かの形でと言う事で。
今回のメニューは、オール・ベジタリアンです。
完全に純粋なベジではありませんけれど。
「ムング・ダールの煮込み」
オーソドックスな煮込み料理
「水茄子のオニオン・サンバル」
サンバル・パウダーは不使用、地元泉州特産の水茄子を使ったオニオン入りサンバル
「レモン・ラッサム」
ニンニク、タマリンド、ブラックペッパーは不使用、レモンで酸味を利かせたスープ
「冬瓜のアヴィヤル」
夏野菜を使ったヨーグルトカレー(マスタード・シードのテンパリングにはココナッツ・オイルを使用)
「カボチャのフェンネル風味ポリヤル」
スターターにフェンネル・シードが入るカボチャの炒め物
「ココナッツ・チャトニ」
ココナッツ・ファイン(生を使用したいところですけれど現状では無理なので)をたっぷり使用、ダール、ナッツ入りチャトニ
「ゴーヤのアチャール」
ゴーヤのスパイス炒めに、レモン&ライム水を煮冷ましたものをかけて、二晩寝かせておきました
「マンゴー・ピクルス(市販)」
蓋を開けて盛り付けただけ(プレーン・ヨーグルトと一緒にご飯にかけて食べますか?)
「チャナ・チャット」
カブリチャナと刻んだ野菜をまぜ合わせて、塩、レモン汁、チャット・マサラを振りかけたサラダ
「トマト・ライス」
ジャスミンライス(タイ産香り米)に、炒めた玉ねぎ、トマト、トマトジュース、ごはんに相性が良いホール・スパイス数種類、塩を混ぜて炊飯器で炊いたごはん(今回、塩を失念、炊飯中に加えました)
「タミル風煮込みチャトニ」
ティファンのおともに最適なトマトとオニオンの煮込みカレー(今回、イドゥリが間に合わず残念)
「プリ」
全粒粉(ATTA)と塩少々&水で捏ね合わせて寝かした生地を油で揚げたもの
「アッパラム(市販)」
市販の生地を油で揚げただけのもの
「パヤサム(ライス・キール)」
バスマティー・ライスを牛乳で煮て、スパイス感と甘みをつけたもの
「タマリンド・ジュース(缶入り市販)」
おこし頂いた方には、ノー・クレームで食べて頂いただけでなく、美味しい等と、褒めて貰い、“超気持ちいい”時間が過ごせました。
ちなみに、パヤサムは、やっぱり甘過ぎたみたいでした。
あと、チャイも作ろうと思ったのですけれど、不覚にも牛乳を切らしていて、作れませんでした。
今回、トマトを使ったお料理を、けっこう多く作りました。
先日の料理教室で教わったのですけれど、インド料理に、トマトを使うようになったのは、19世紀とか、そのくらい最近の歴史なのだそうです。
作っているうちに、あれもこれもってなって、予定したものより、品数が増えちゃいました。
普段、一度に、こんなにたくさんのお料理を作らないので、とても貴重な体験でした。
なお、この様な食事会は、本人の個人的都合により、定期的に行う予定等はございませんので、悪しからず。
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