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2009年03月28日

●アジャンタ(東京/麹町)

本日のディナー・タイムは、プチオフ会と言う計画です。
『アジャンタ』にて、hinaさん、やよやよさん、私という渡辺玲さんの阿佐ヶ谷料理教室つながりの3人が集合です。
って言うかこのお店。
カレーの食べ歩きを始めた頃は、東京に行った際に、わりと訪ねたのでしたけれど、レバーのカレーが余りにも激辛だったのを食べて以来、行かなくなっていました。
勿論、東京でカレーを食べるお店としては、候補には挙がるけれど、たいていの場合、次点に終わってしまい、結果的に、長らく訪ねていなかったと言うのが、実情ともいえます。
今夜は、私の用事が終わるのが、ちょっと、ギリギリだったのですけれど、約束の午後7時に着いたら、2人は、既に、店内にて着席されていました。
で、早速ですけれど、キングフィッシャー・ビールで乾杯!

本日のお献立は、次の通りです。
〈スープ〉
「ラッサム」
〈前菜〉
「パコダ」
〈タンドール料理〉
「フィッシュ・ティッカ」(カジキマグロ)
〈カレー〉
「キドゥニ(砂肝)マサラ」
「チキン・ペッパーフライ」
「ミーン・コロンブ」
「ほうれん草の香味炒め」
〈パン〉
「パロタ」
〈デザート〉
「クルフィ」
「パパイヤ・シャーベット」
「スージ・ハルワ」
「マンゴー・スライス」
〈ホット・ドリンク〉
「チャーイ」

3人の分量とは思えない?気っ風良く豪快な注文ぶりです。
コース料理を頼むよりも、こうして、アラカルトを選択して、シェアしながら頂きますと、お好きなお料理が色々楽しめるので、良いスタイルなのではないか?と、思います。

ラッサムは、トゥール・ダール、タマリンド、トマトなんかを使用したオーソドックスなスタイルで、コクと酸味が、濃過ぎず、薄くもなく、また、ブラック・ペッパーやニンニクっ気が突出しない感じが良いです。
量的には、一杯を全量ですと、これだけで終わっちゃう気がしないでもないのですけれど、軽くすする程度のスパイシーな温かいスープは、これから、インド料理を頂きましょうって言うスターターとしては、“スイッチ・オン”な感じで、ちょうど良かったかなぁとは思います。
パコダは、ビールのあてに以て来いなアイテムです。
豆(多分ヒヨコマメ)の粉からできている衣を潜らせて揚げてある玉ねぎの天ぷらは、日本のかき揚げや櫛カツと言った物よりも、衣は確り厚めに付いているのですけれど、油っ濃い感じは無くて、サクサクいける感じです。
フィッシュ・ティッカに添えてある野菜にもかかっていますけれど、小さいお皿で添えられて来た“ミントのチャトニ”が、抜群に良く合いました。
本日は、このチャトニの味わいを、確かめに来たと言っては、言い過ぎかも知れませんけれど、重要なミッションのひとつではありました。
フィッシュ・ティッカは、カジキマグロ(メカジキなの?)を、スパイスやヨーグルトで、3時間程(またはそれ以上?)漬け込んで、鉄の長い串に刺して、タンドールの中へ入れて焼いたものです。
この、何となく衣が付着している感は、気のせいか?
ひと口サイズにしては、頬張るくらいの大きさで、厚みがあり、内容的にも充実したタンドリー・グリルでした。


店先の様子ラッサムフィッシュ・ティッカ(カジキマグロ)


パコダ(玉ねぎの豆衣揚げ)withミントのチャトニ


メインのカレーは、4種類。
コロンブ以外は、汁気の少ないカレーです。
ほうれん草の香味炒めには、粗くカットしたニンニクを、たっぷり使われていて、見た目は、多少強烈な感じを受けましたけれど、ほうれん草が、たっぷり使われていて、風味は宜しく、それでいて、シンプルな味わいでした。
キドゥニ・マサラの砂肝は、やわらかく、後味に嫌味が無かったのは、意外でした。って言うか、単に私の認識不足ですかね?
砂肝に代えて、アサリ、ハマグリ、あるいはカキなんかで、この様なカレーができないか?なんて、なんとなく空想しています。
まるで、そら豆でも食べるが如く、パクパクいける感じでした。
ミーン・コロンブは、白身のお魚入りの酸味があるカレー。
お魚は、何を使っているのかについては、お店の人に聞かなかったので、不明なのですけれど、鱈と言うには、身がかっちりしていて、お味は濃厚です。
カジキマグロ(メカジキ?)なのじゃないかなぁなんて、想像しますけれど、正確な事は知りません。
チキン・ペッパーフライは、ブラック・ペッパーが象徴的なスパイス感が、刺激的で、こちらも、汁気の少ないカレーです。
カレーと一緒に、ライスを頼まず、インドのパンを頼む事ことにしました。
インドのパンにも色々ある中、今回は、パロタと一緒に頂きましたけれど、それぞれのカレーにもよく合って、美味しかったと思います。
どのカレーも、辛味は、許容範囲内で、食べやすかったのでした。


カレー料理
ほうれん草の香味炒めミーン・コロンブ


キドゥニ(砂肝)・マサラチキン・ペッパーフライ


お腹一杯、美味しいお食事に、とりあえず満足なのですけれど、どうやら、デザートは、別腹って言うのが、世間では相場なご様子です。
クルフィは、今まで食べたことがるものと較べて、白っぽいやつです。
濃厚でミルキーなタイプですけれど、何を以て正統と言えるのかは知りませんので、これは、ちゃんとしたクルフィなのだと思います。
ただまぁ、クルフィって、タマゴを使用しないって事と、サフランが入る事が、特徴的なインドのアイスクリームなのかなぁとは思います。
私は、アイスは、クリームのまったり感よりも、シャーベットな感じがお好みです。
そして、パパイヤ・シャーベットは、ジャリジャリしてスムージー感な口当たりが滑らかで、とっても楽しめました。
パパイヤって、どんな味だっけ?って、考えてみると、野菜としての記憶しか無い自分が、やや滑稽に思えました。
パパイヤって、このシャーベットに仄かに着いている甘味と芳香が、それなのでしょうか?
取って付けたと言うのか?あまりピント来ない感じは否めませんけど....。
続きまして、マンゴーのスライス。
マンゴーって、インド産のアルフォンソって言うのが有名なのだそうですね。
個人的な価値観では、氷入りグラスに、コーラを注いで、レモンスライスを飾って、ハイいくら?ってのと同様な気がするので、普段は、なかなか頼めないか?
スージ・ハルワは、お家で作りますと、カチッと仕上がるのですけれど、この弾力感は、私には出来ないので、この辺りは、まぁ宿題です。
って言うか、インドでは、スージ・ハルワを食べる機会が無かったので、本場では、どんなとかも、詳しく知りません。
4種類のデザートを、いっぺんに頂くなんて、滅多に無い事なので、この機会に、色々と楽しませて貰いました。

締めは、チャーイ。


デザート
クルフィパパイヤ・シャーベットマンゴー・スライス


スージ・ハルワチャーイ