●自家製「南インド風チキンカレー」
ビリヤニでも作ろうかと思って、手羽元を買ったのでしたけれど、時間が無くて断念。
せっかくのチキンを、放っておくと傷んでしまったら無駄になるので、何かカレーにでもって訳で、南インド風にやってみました。
振り返ってみれば、チキンカレーのレシピって、色々と習いました。
最もフェイバレートなのは、「チキン・コフタ・マサラ」なのかも知れません。
今回の様に、ココナッツ・ミルクを使うカレー作りのスキルが、あまり安定しないので、この際、改善点を試してみるって事もあって、再チャレンジなのです。
結局、ココナッツ・ミルクの分量ついては、今回も、微妙に過剰だったかと思います。
ご飯は、国産長粒種米「プリンセス・サリー」を、プレーンに炊飯してみました。
カレーですけれど、ポイントを押さえさえすれば、大きく失敗はしないのですけれど、目指した味にするのは、やはり難しいのです。
チキンは、とことん煮込んだものがお好きな方もある様ですけれど、このカレーでは、煮込み時間は、30分くらいです。
チキンの味わいは、煮込みよりも、むしろ、投入時の炒めと言いますか、強火で5分程マサラと絡め合わせながら、火を通す際が大切で、このメリハリがポイントです。
煮込みでは、チキンとマサラへの相乗効果が期待できると思います。
チキンは、煮込み後、しっかり寝かすと、ホロホロになると思います。
一晩置いて、温め直して食べた際は、チキンの味わいに良い変化が感じられるかと思います。
確たる根拠を持っている訳ではないけれど、ホロホロにしたいと思って煮込みが過ぎますと、多分、チキンの旨味が流出して、カスカスになっちゃったりして、かえって逆効果なのではないかと想像します。
なので、煮込むと言う時には、安易に、コトコトと弱火にかけ続ける事とは理解しない方が、失敗が少ない様な気がします。
話は、グレイビー(カレーのソース部分と言うかマサラ部分?)に戻りますけれど、もう一点。
最近は、世界中で、コク出しのために使われるトマトですけれど、うまみ成分と言われているグルタミン酸と言うアミノ酸の一種を多く含む所以なのだそうで、和食のお吸い物にもトマトで深みを出すと言うのを、隠し味にしているところも、以前TVやっていたくらいだから、多くあるみたいです。
インド料理においても同様で、今のインド料理店のインド料理では、トマト無しには語れないってくらいに、トマトは使われています。
それは、イケナイって訳ではないので、誤解無きまでも、私が直接調べた訳ではないけれど、伝統的なインド料理に、トマトは、無かったアイテムであろう事は、お察しの通りな様です。
なので、インドのレストランで、“トラディショナル何某”って、メニューにあったら、
“トマトは、入っていますか?”
って、質問してみても面白いかなぁ?って、思います。
“入っています。”
と言うなら、
“それは、ここ百年の伝統ですね?”
って、警戒させない程度に、さりげなく、聞き返してみるのも、なお面白いのかも?
日本でも、明治から続いていたら、“伝統”でしょうから、あながち間違いではないお話でしょう。
話は、矛盾するみたいなのですけれど、今回のチキンカレーの味を調えるキーになっているのは、トマトです。
トマトを、使わないなら、タマリンドや生の未熟マンゴーとかを使うのかなぁ?とかは、想像したりしますけれど、これらは、酸味には繋がるけれど、コクって言う面でどうなのか?実際知りません。
実際、今回のチキンカレーのコクに影響を与えているのは、トマトです。
それで、4から5人前のチキンカレーを作るには、水を足す際に、水ではなく無塩のトマトジュースを足したらどうか?って事を書こうと思って、“待てよ?”と、なった訳なのでした。
クラシック自動車のギアが仮にオートマチックだったとして、江ノ電のレトロ車輌にATS制御が施されたとして、バッハの音楽をピアノで、あるいは、作曲当事無かった音域を使って弾いたとして、また、ユネスコの世界文化遺産に登録されている「唐招提寺」の金堂(国宝)が改修工事に際して補強材として鉄骨が使われたとして、それが、“ダメなのか?”どうかは、どう拘るかにもよるなぁって言うのが私の定まらない考えです。
トマトの起用については、私の拙い知識では覚束ないので、今後も色々と情報収集したいところです。
『本日のインドごはん』
「南インド風チキンカレー」
「オクラのポリヤル」
「ココナッツ・チャトニ」
「ニンジンのチャトニ」
「国産長粒種米のごはん」


