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2009年05月24日

●自家製「ムング・ダールの煮込み」

ムング・ダールを煮込んで、ギーを利かせて、ややリッチな風味に仕上げたカレー。
「ダール・カレー」には、具材を入れないのが基本なので、お家で、何かベジなカレーを作ろうと考えた際には、お野菜を具材として使うカレーである「サンバル」が、どうしても優先してしまいます。
なので、随分、久しぶりに作った様な気がします。
インド・カレーは、材料が揃わなきゃ揃わないで、それなりに、主菜の素朴な味わいとか、コクみたいのとかが楽しめるし、オール・キャストで作っても、デラックスな、それでいて、何処までも素朴な味わいが楽しめると思います。
「ダール・カレー」も、その例外では有りません。
あのスパイスが無いからとか、香菜が切らしているからとか、むしろ、そんな時に作ってみると、そのお料理の意外なところに、本質みたいなものが発見できるかも知れないと思うので、私などは、作ってみる様にしています。
材料を使や良いって訳ではなく、分量は各遠慮勝ちに使うとして、スマートな仕上がりを目指したいところです。

話は変わって、某放送協会のTV番組でやっていたので、全くの受け売りです(当ブログのこのカテゴリーは、大概受け売りだったかな?)けれど、カレーを美味しくするために、日本の家庭でよく試されるのが、隠し味に何か加えるってもの。
他にホール・スパイスやパウダー・スパイスを加えるとか、チョコレートを入れるとか、インスタント・コーヒーの粉を入れるとか、多種多様なものがあったかと思います。
足したものは、確かに、その感じの分、味わいが突出するのでしょうけれど、カレーとしての仕上がりに、お味のバランスが崩れがちです。
つまり、ほぼグッドなバランスに調整されている市販のカレー粉や市販のカレー・ルゥに、何かを足すのは、逆効果だと言う事らしいのです。
何か隠し味を足して、そのバランスを保つには、カレー粉等の分量を、メーカーが指定している適量より減らす事が良いみたいです。
カレー粉やカレー・ルゥは、いったん火をとめるなどして、お鍋の中の余熱を取り除いてから投入して、全体にしっかり混ざってから、再度加熱を再開するのが良いみたいです。
私のお家では、市販のカレー粉もカレー・ルゥも置いていないので、検証のしようが無いのですけれど、なんとなく、そんなものなのではないかなぁって、想像はつきます。
何故かと言うと、普段のインド・カレー作りにおいても、共通するからです。
料理教室や料理本で、カレーを美味しく作るコツの中に、パウダー・スパイスは、少なめにって事、火を止めるか弱めた状態にしてパウダー・スパイスを投入するって事があります。

ところで、「ダール・カレー」は、南インドの定食とも言うべき「ミールス」では、先ず初めに口にする“カレー”と言う事になります。
食事の席について、カレー以外のものを先に食する事は、あるのかも知れませんけれど。
次に、「サンバル」を口にしつつ、お食事は続いていくって感じでしょうかね?
色々と作法はあるのでしょうけれど、余り格式ばると言うものではなく、どちらかと言うと、信仰心と食習慣がリンクした様な理屈が多いように感じます。
現地では、“郷に従え”ってのも、たいそう有意義な事だと思うし、日本では、自分の食習慣に沿って置き換えるのも良しかと、私は思います。
たとえば、日本の洋食を箸で食べても無作法ではないと考える事ができたなら、理解が早いかと思います。
“食べ物を、食べる事を通じて、神に捧げる(繋がっている?)”って言うような考えは、日本人に持ち合わせているのでしょうか?私には、無い様な気がします。
食べ方や順序において、若干の違和感を持ったりする事があるとするならば、現地の人と違う思いで、現地の人と同じ食べ方をした当然の結果かと思います。
そう言った違和感が取り去られた時、あなたは、もう現地人って事ですかね。

もっとも、「ミールス」に登場する「ダール・カレー」は、シンプルなもので、辛味とか控えめじゃないかと思います。
今から、食事を始めますよって、カラダに伝えるのには、適しているのかもしれないなぁとは思います。

さてと、「ムング・ダールの煮込み」の調理手順です。
とりあえず、何も考えずに、お鍋に、適量のムングダールと水を入れて、キャノーラ油ひとたらししたら、火にかけます。
何も考えずに、調理に入れるって事は、覚悟が不要って事なので、お気軽感があって楽チンです。
吹き零れないように煮ていきまして、途中、パウダースパイスとか、ニンニク、グリーン・チリ、カレーリーフ、トマトなんぞ、ないものは省略するとして、さらに煮込みまして、お気に入りの濃度に来たら、ギーとかお塩とかして、最後に、テンパリング。
味の微調整として、塩加減を見直したり、レモン汁を足しても良い感じ。
コリアンダー・リーフを振り掛けるなども、お好みでって感じです。
極端なお話、「ダール・カレー」は、“とりあえず、(挽き割り)豆を煮る”事さえスタートできれば、お塩を切らしているとかでも無い限り、何かが出来上がります。
たぶん?
いいえ、きっと。


ムング・ダールの煮込み

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コメント

ダールカレー大好きです!
そういえば、スリランカカレーは南インドの
カレー料理とかなり似ていると聞いた事が
あります。詳しくない私でも、
「おお!似ている」「名前がほぼ一緒」と
感じた事がありますが、どうなのでしょう。

話しは変わりますが、インド料理店のレジ脇
などに、クミンの砂糖がけやスイートクミン
が置いてあって、私は大好きなのですが、
あのスイートクミンって、テンパリングして
あるものなのでしょうか?それとも、火入れ
を一度燃していないスパイスなのでしょうか?
それと、砂糖の衣の付いたクミンの作り方も
気になります・・・。まさやん、ご存知ですか?

スリランカのお料理とケララのお料理に似た様な感じを受けますかね。
ココナッツを使うからですかね?
地理的に、気候的に、農水産物的に、近いから?
民族性?

詳しくは無いので間違っていればご指摘願いたいながら、南インドでは、サンバルを典型として、出汁を採る文化が、ほぽ皆無な様に思いますけれど、スリランカには、干したお魚から出汁を採ったりしませんか?
スリランカで、ダールカレーに相当するのは、パリップ(パリプ)ですかね?
ココナッツ仕上げな感じですね。

ダールカレーは、インドの東西南北に拘わらず、色々ありますけれど、インドよりも、ネパールとかの方が豆カレーが多様なのかも知れません。

口当たり、素朴な感じにして、けっこう満腹感が得られるのが良いように思います。

あと、関係ないですけれど、日本では、洋食のカレーに納豆を混ぜて食べる人が居ますけれど、私もそのひとりで、カレーと豆との関係って、何だか奥深い気がしています。

追)インド料理屋のレジ横においてあるのは、フェンネル(ソーフ、ソンフ)ですね。
ウイキョウとも言いますかね。
スーッとするやつです。
カボチャのトーレン(ポリヤル)などに使います。
私的には、ココナッツ・マサラのスターター・スパイスの一員として使います。
生ではないと思いますけれど、作り方は、詳しくないです。
軽く煎って、砕いた氷砂糖と混ぜて食べるのですかね。
砂糖をコーティングしたカラフルなやつもありますね。

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