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2009年05月14日

●自家製「チャナ・ココナッツ・マサラ」

実は、南インド風の“ココナッツ・マサラ”なタイプの「チャナ・マサラ」を作る事を、暫く、敬遠して来たのでした。
何故なら、幾つもの上手く出来ないポイントが、解決しなかったからです。
阿佐ヶ谷の料理教室で、渡辺玲さんに、尋ねてみた事もありました。
ご自身の著書『カレーな薬膳』の「ナスのココナッツ・マサラ」の応用でも楽しめるものの、
「如何に濃度を出すか」
が、色々ある旨。
具体的な方法はともかくとして、日本の南インド料理店では、『ダバ・インディア』(東京/八重洲)の「チャナ・マサラ」が、現地のそれに近いとアドバイスを頂いたのでした。
勿論、実際、お店にも行って食べてみました。
そして、実際、食べてみたところ、トマトの酸味はともかく、風味の中身がどうもコレって確信できるものが無く、ますます分からなくなっちゃいました。
『ダバ・インディア』では、「チャナ・マサラ」には、タマリンドは使っていない様でしたし、この口当りのソフト感、この口中で広がる風味って何?って、ずーっと、モヤモヤしておりました。
また、神戸市長田で、毎度開催されている南インド菜食料理食事会では、調理に参加させて貰った際に、Haggieさんの「チャナ・マサラ」を、終始拝見させて貰いました。
Haggieさん的には、タマリンドを、そして、ホール・トマトを、投入されていたかと思いますけれど、ほかにも美味しさのポイントがあって、この時の「チャナ・マサラ」も、流石な感じで、とても美味しいと思いました。
今思うと、『ダクシン』(東京/馬喰町)で食べた「チャナ・マサラ」は、ココナッツ・マサラではなく、トマト・ベースな赤色っぽい仕上がりで、しかも、ビッグ・カルダモンとか、ホール・スパイスふんだんなやつでしたけれど、あれはあれで、タミルとかでは、あんな感じなのかな?なんて。
それは、想像の域を越えませんけれど。

今回は、ココナッツ・マサラな仕上がりを目指してみました。
結論として、酸味や濃度は、タマリンドもホール・トマトも使わず、フレッシュ・トマトを使うことにしました。
ココナッツ・ミルクは、粉ではなく、缶詰めを使うことにしました。
ココナッツ・ミルクは、生ピーナッツとポピー・シードを空煎りしたものと一緒にして、ミキサーにかけて、ペーストを作りました。
このペーストは、クルマと言う南インドのカレーのとろみとコクを出すのに使うものと同様ですけれど、生ピーナッツが無い場合、カシューナッツを使うみたいでして、生ピーナッツを使うが現地風らしい?です。
ホール・スパイスは、グリーン・カルダモン、シナモン(カシヤ)、ベイリーフ(テジパッタ)、フェンネル・シード。
パウダー・スパイスは、ターメリック、レッドチリ、コリアンダー。
青いものは、生カレーリーフ、生コリアンダー・リーフ、冷凍グリーンチリ。
あとは、末尾記載の本中にあるレシピを基本にしています。

今回は、個人的感覚で、伝わるかどうか分かりませんけれど、ホイップなクリーミー感ある口当たりが、やや実現出来たと思います。
フェンネル・シードの爽快なスパイス感が、意外と、良い仕事していることを知りました。
ちょっと、酸味が発つのは、塩が足りないのかも知れませんけれど、私は、これ以上お塩は、足さないので、別の理由であれば良いなぁと思っています。
ターメリックは、小さじ1/4ほどしか入れていませんけれど、もうちょっと少なくても良いかも?
具材感を出したいなら、ししとうを、粗く削ぎ切りしたものを投入しても良いかも?
あと、やや濃厚すぎるのか?
まだまだ、納得の仕上がりでは無いのですけれど、とりあえず、山積みだった問題点の多くが、今回で解決しました。
インドへは、そう簡単に行けませんけれど、東京に行ったら、『ダバ・インディア』で、再食してみたいと思います。

あと、パロタは、相変わらず下手クソでして、オイルっ気は、ギーではなく、キャノーラ油にて、しかも控えめです。
材料は、強力粉1CUP、薄力粉1/4CUP、塩小1、グラニュー糖小1、キャノーラ油大3、水適宜。

今後、「チャナ・マサラ」に、チャレンジする気持ちが繋がる今回でした。


チャナ・ココナッツ・マサラバナナリーフ・プラッターに乗せてパロタとご一緒に!

「チャナ・ココナッツ・マサラ」を作るために、
「ナスのココナッツ・マサラ」の参考にしたレシピ
『カレーな薬膳』著者:渡辺玲(晶文社)

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コメント

何度か食事会に出しているマサラですが、銀座ダルマサーガラのグレイビーが参考となっています。
現在、お店で出しているのかどうかは不明ですが、スパイスの使い方が意外とシンプルでも繊細な調理方法だと記憶しています。
基本さえおさえれば、いろんな食材に合わせることができます。
この頃はだいぶ自分らしさが出てきていると思うマサラです。
その基本をブレさせず保持できるのもスキルなんだろうと思いますが、食事会のものより自分のウチで作ったものの方がよくできているような・・・。

#33グルハギ(今年3月)に、調理より参加させて頂いた際に、「チャナ・マサラ」作りを見せて頂き、最近、作っていないなぁと思い、それから2ヶ月近く経ちますけれど、ようやくお家でも作って見る気になったのが、今回でした。
今回の私のは、ふわっとクリーミーな食感は、(現地的にどうかは存じないのですけれど)個人的には満足していまして、あと、風味が行き過ぎて、余計な酸味を感じるグレイビーの仕上がりには、不満が残りました。
水を足して、もう少し長く煮ても良かったのか?あるいは塩が足りなかったか?
次回への課題です。
まだまだ、試行錯誤が続きますけれど、むしろ、それが楽しみなのですけれど。

そう、そのあたりの楽しみがあるから、やめられないんです。
パチッと決まった時のうれしさといったらもう!
その時を誰かとわかりあえたら最高でしょうね。
それを世間では「ドップリハマっている。」といいます。

インド人がやっているインド料理店で食べても、何時もコレって言うのに巡りあう訳では無い(むしろ少ない)のですから、異国の者が、しかも私の様なド素人な者が作って、美味しいカレーが出来るなら、奇跡くらいに思って、作っています。
まぁハマっているのでしょうね。

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