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2009年06月06日

●自家製「チキン・コフタ・マサラ」

本日は、「チキン・コフタ・マサラ」を、作りました。
これは、イスラム家庭料理のレシピだそうで、渡辺玲さん主宰の阿佐ヶ谷料理教室で習ったのでした。
お家でカレーを作る中でも、頻度の高く、もっともお気に入りなカレーのひとつです。
コフタを下準備して、一晩冷蔵庫で寝かせておきましたので、本日は、ササッとマサラを作ったら、コフタを投入して、弱火で煮て、火が通ったら完成です。
このカレーについては、当ブログでも何度も取り上げているので、詳しくは、そちらの記事をお探しください。
最近、このカレーを、バケットと合わせて食べるのに、けっこうハマッています。

1947年に独立したインドですけれど、17世紀初頭よりインドは、イギリスに植民地支配されていました。
イギリスが、本国に持ち帰った食文化のひとつがカレーやスパイス料理だったと言われていて、明治時代の日本に入ってきたカレー文化は、直接的には、このイギリスから渡来したものが初めだとよく言われています。
インドよりイギリスに持ち帰った戦利品とも言えるカレーを、ビクトリア女王が、最初に口にしたかどうかは、確たる文献が残っていない想像の域を越えないお話な様で、私は詳しく知りません。
当然ながら、インドの食文化を持ち帰ったり、影響を受けたのは、イギリスばかりではない事くらいは、容易に想像が付くところですけれど、ここでは、言及しません。
18世紀頃、所謂「C&B社」が開発したカレーパウダーが、ヨーロッパにカレーを普及させたのだそうですけれど、その後、イギリスでは、軍隊食にも取り入れられたのだとか?
軍隊食では、カレーは、シチューの代用品として位置づけだったようですけれど、パンにつけて食べていたのだと聞きます。
ちなみに、日本のカレーに、トロみが付いているのは、米飯に合わせるためのひと工夫だとも言われています。
但し、カレー伝来の経緯などは、異論もあるのでしょうから、詳しくは、各種文献にて、ご自分でお確かめください。

個人的には、カレーとパンの組み合わせを、ある意味“邪道”とまで思っていましたのですけれど、パンにつけて食べるのも有りだなぁって思ったとき、もともと、パンに合わせるものだったと言う事、インドでも、特に北インドでは、ナンやそのほか、各種パンに合わせて食べている事を思い出したのでした。
米飯と合わせて食べることが多い、南インドにおける菜食料理のイメージを引きずっていた自分に、ハッと気付きました。
カレーとパンの組み合わせなど今更って事に気付いて、ひとり赤面したのでした。
カレーパンなんてのもあるし。
ささやかな抵抗として、イギリスではなく、フランスパンを合わせているこの頃です。

なお、コフタは、マトンで作ると、もっと美味しいのかも知れません。

ところで、本日発売の「dancyu(発行=プレジデント社)」2009年7月号のテーマは、《わが家のカレーをもっとおいしく!》だそうです。
特集記事は、“そうだ!カレーつくろう”、達人&名店の“秘密のレシピ”21、ナンの旨い店&実力派新店ベスト15
料理教室でお世話になっている渡辺玲さんのレシピは、お魚のカレーが登場しています。
水野仁輔さん、香取薫さんのレシピも載っています。
今回、9つのお店のレシピが公開されていて、『ダバ・インディア』の「チャナ・マサラ」レシピには、個人的に目が釘付けです。
「チャナ・マサラ」は、以前、お店で食べた感覚から、想像していた感じに近いレシピ(但し、“?”な部分もある)で、ある程度安心しました。
大阪の新店は、最近、関西ローカルのTVにも登場していて、また何時か訪ねてみようかと思っています。
また、『カレーを食べに行こう』の著者安西水丸さんが記事を担当する市谷加賀町のお店は、かつて、渋谷区神宮前2丁目に有った『GHEE』の流れを汲むカレーを復活させているのだとか?ここも、機会があれば訪ねてみようかと思います。
お楽しみ記事が満載の内容で、熱狂的カレーファンのみならず、にわかカレーファンも必読かと思います。

《今朝のインドごはん》
「チキン・コフタ・マサラ」
「オクラのフライド・オニオン炒め」
「バケット(パン屋さんで買ってきたもの)」


チキン・コフタ・マサラオクラのフライド・オニオン炒め市販のバケット


今朝のインドごはん

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コメント

まさやん、こんにちは。
チキン・コフタ・マサラをイスラム教徒のお宅で
御馳走になった事があります。(スリランカで)
辛かったです・・・(泣)。

ちなみに、スリランカのイスラム教徒もコフタを
マトンで、やはりよく作る様です。でも・・・。
彼らはマトンと言っていますが、実はヤギの肉を
使っている事が非常に多いと聞きました。
「ヤギの肉は肌によくないので女性は食べない方がよい」と言われてしまいました。
(by スリランカのシンハラ人)

そうそう、フェンネルの件作ってみました。
でも、どうやら火力が強すぎた様で、苦みが
強くて美味しくない仕上がりになってしまい
ました。
もったいないので、ローズヒップと合わせて
ハーブティーとして飲んでいます!
これは、なかなか美味しいです!

チキン・コフタ・マサラにフランスパン、美味しそうですね。
写真で見る限り、ちゃんとしたレストランのお食事みたいですよ。

この雑誌の広告、私も見て気になってました。でも大阪の情報が少ないので・・・

新しい店はコロンビアエイトでしたね。
カレーがカシミールに近いとか言ってなかなかの評判なので私も行ってみたいのですが
カシミールと場所も被るので、ココまで行ったらカシミール!ってなってしまいそうです(笑)

Lanka Styleさん、おはようございます。

マトンって、中央アジアでは、生後2年を過ぎた羊のお肉だけを指しているのではなく、もっと大雑把な仕切りで、考えられているみたいですね。
ビーフじゃないビーフコロッケやビーフじゃない牛丼に気付かないのが、日本人の味覚だとすれば、マトンはヤギ肉ですよと言われて出された羊肉も、ラム肉と称するヤギ肉も、あまり違和感なく食べちゃうのかも知れません。
また、関西では、お肉と言えば、「牛肉」を指しますけれど、関東では、「肉じゃが」とか言って、平気で豚肉が入っていると思いますけれど、むしろ、そんな様な感覚かと私は捉えています。

フェンネルの件、食後のお口直しを総称して“ムクワス”とか呼ぶみたいです。
葉っぱに包んで、シガシガする“パーン”とか呼ぶものも聞いたことがあります。
フェンネル・シード、コリアンダー、砂糖、ゴマ、カレーリーフなんてのが、ブレンドされた「スペシャル・ムクワス」が、市販されているみたいですけれど、ハーブを混ぜるのは、正解かも知れませんね。

当ブログでは、インドのチェンナイにある「タージ・コロマンデル・ホテル」内レストランでの「お口直し」に関して、少し書いている(お写真を載せているだけですけれど)ので、下記URLからご覧下さい。
http://www.masajan.com/blog/archives/2009/01/post_935.html

Leeさん、おはようございます。

フランスパンを添えると、何だかモダンな感じがして、気に入っております。
ティファンとか言って、自家製のインド仕様なパンを作るのもお手軽なのですけれど、買ってきたバケットは、パン屋さんが、真面目に作っているやつなので、とっても美味しいのです。

オクラの炒め物も、ムスリムなので、なんちゃって、イスラム食文化なメニューです。
そこにヨーロッパを融合させて、日本人が、日本で作って、日本で食べる。
ひと口で二度美味しい以上の楽しみが広がっております。

『コロンビアエイト』は、関西ローカルなTV番組なんかでも取り上げられていますね。
機会があれば訪ねてみたいけれど、私もなかなか行けないです。

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