グルハギは、今や関西の南インド料理のアマチュア界ではオーソリティと言って過言ではないハギー(Haggie)さんが主宰する“南インド菜食料理食事会”です。
ハギーさんの号令で集まった有志の皆さんが、一緒に料理を作り、また、こうしたお料理等に興味がお有りな皆さんが集まって食事するものです。
私は、前回に引き続き今回も調理から参加です。
最近、機会を伺っては作っているスイーツを、今回も作りました。
「マイソールパク」と言います。
今回は、行平鍋とフライパンくらいしか使えない厳しい状態の中やってみました。
道具的には、このアウエー感の中、うまく行かない部分があった事は否めないですね。
行平鍋でギーは辛うじて作れたかな?でも漉し網の細かい目のやつがなくて、ちょっと不純物が多く残っちゃいました。
この不純物が、焦げになるので、このあとうまく行かない部分があったのがひとつ。
焦げが気になって、ギーの温度を上げ切らなかった事がひとつ。
この辺りが相当ストレスでしたね。
結果として、全体として、しっとりしたお菓子になっちゃいました。
なので、「マイソールパク」とは別ものですね。かなり不本意です。
味はそこそこなんでしたけれど、生キャラメルを作りたかった訳じゃないのだからね。
初っ端からスイーツを作り終えまして手が空いたので、キャベツのポリヤルに着手。
ま、ちょっと、ぼーっとしていたのか?不覚にも塩を入れすぎました。
で、とりあえず、お出しする前に、レモン汁を足して微調整。でもまぁ気休めか?
これもかなり不本意でした。
あと、今回は、ごはんは、パキスタン産のバスマティ・ライスが使われました。
ここへ、ニンジン、インゲン、タマネギをホールスパイスと一緒に、ギーで軽く炒め合せたものを入れて、カシューナッツ、レーズン、塩を足して炊き込んで仕上げです。
ごはんについては、どっちかと言うと、北インドのやり方と内容ですかね?
これも、一部工程を手伝いました。
ダール、炒め物色々、揚げ物色々、チャトニ色々、インド的サラダ等等のほか、サンバル、ラッサム、パチャリも。
ダールは、私は、パリップとは呼びません(パルプとは呼ぶことはあるけれど、内容が若干違うか?)けれど、わりとストレートと言うか、シンプルな仕上がりで良かったです。
ハギーさん監修のお料理の数々は、とにかくいつも盛りだくさんです。しかも、何時も、キャパが広く深い感じがします。
作る方も自由に任せてもらえる部分が多くて有り難いと言うか楽しみが多い分、若干失敗する部分も多いですけれど、ハギーさんのリカバリーが入って、全体として美味しく楽しく頂けるレベルに仕上がります。
40回以上も継続して開催されていて、毎回好評と言うのは凄い事ですよね。
今後もスケジュールが合えば参加していきたいものです。
ちょっと良い様に書きすぎたので、3割くらい割り引いておきましょうかね?
